昭和記念公園に大多摩山野草会 山野草展を見に行ってきました
9月26日に東京都立川市と昭島市にまたがる昭和記念公園の花みどり文化センターに行ってきました。
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同園は有料公園ですが、花みどり文化センターは同園の無料区域であるみどりの文化ゾーンにあり、入館無料です。
その花みどり文化センターで9月26日と27日に開催されていた「大多摩山野草会 山野草展」を見てきました。
大多摩山野草会の協力で開催されていたイベントで、観覧無料で名前通り山野草の展示や販売をしていました。
またこの前日に行った八王子市夢美術館の「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」についても後半で書いてます。
昭和記念公園「大多摩山野草会 山野草展」
館内の会場の様子。会場の花みどり文化センターは窓が多く自然光をたくさん取り入れられるので、雨の降ってたこの日でも優しい明るさです。
時計回りに見ていったので撮った順番に山野草を紹介。
小品盆栽のような展示。上からヒダカミセバヤ、ツワブキ、セキショウ。
もうちょっと植物の分かりやすい写真。
ネズミガヤとタニガワノコンギク。よくよく見てると斑入りの葉や白い穂が綺麗です。
ホソバヒメタムラソウ。
ススキとナンバンギセル。
ハゼノキ。
イヌノヒゲ。小さな星のよう。
オケラ。花も綺麗なんだけど背後の影も綺麗よね。白い塗料を塗った木の板が、植物を引き立てるとてもよい設営だと思います。
斑入りツワブキ。
アシタカジャコウソウ。
ハナタデ。
ジュズサンゴ。
シュウカイドウ。
イワシャジン。
この一角は可愛らしい小鉢に綺麗なレイアウトで並んでいたので引きで撮影。
こういうお洒落な小鉢豆鉢で植物を育ててみたいけど、根詰まりや水切れ対策が大変そうでなかなか手が出ない。
トキワシノブ(猫の手)。石化したトキワシノブのことを「猫の手」とも呼ぶみたいですね。確かに猫の手。
ハチジョウギボウシ。会場中央のテーブルに。
会場となった花みどり文化センターの外観。横長の建物で屋上緑化もされてます。天気が良ければ屋上庭園もオススメ。
館内では同園のコスモスの写真展示などもおこなわれてました。こちらは9月4日から30日まで。
コスモスの歴史や品種の解説もあって勉強になりました。
やたらお洒落なエレベーター。屋上に行けます。
屋外の螺旋階段。
実はこの日は映画を観に行くのが目的で、同展には時間調整のつもりで来ました。
ですが植物のイベントに来るのは久々だったこともあり、思っていた以上にとても楽しかったです。
有料区域に行けばコスモスも楽しめたかもしれませんが、雨も降ってましたからね、屋内様様。
もし本園のコスモスに興味のある方は、記事最後に去年と一昨年にコスモスを見に来たときの記事も貼ってありますのでそちらをご覧ください。
八王子市夢美術館「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」
9月25日には東京都八王子市にある八王子市夢美術館で、9月18日から11月8日まで開催の「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」を観てきました。
ルドゥーテはフランスの植物画家で、マリー・アントワネットやナポレオン皇妃ジョゼフィーヌの知遇を得て、多くの植物画を描きました。
本展ではルドゥーテの代表作「バラ図譜」の全170作と肉筆画の2作、合わせて172作品の植物画が展示されていました。全部バラです。
特にバラ図譜の170作は、点刻彫版という何でもとても手間のかかる技術の銅版画だそうです。
美術館の入り口。
中の撮影は出来ないので感想を簡単に書くと、
どれも素敵なボタニカルアートで、本当に緻密に描かれており、もし私の目の前で咲いていたらといった想像がとても膨らみました。
茎の部分を掴んでみたり、香りを想像してみたり、柔らかそうな花びらを握りつぶしてみたり。
こんな花付き枝を一枝でも貰ってしまったら、私はどれだけ喜ぶだろうか。ちょっとしたバラ園に来たような感じで、結構お腹いっぱいになりました。
あとロサ・ベルベリフォリア(ロサ・ペルシカ)の絵を見たときは、こんなバラが本当にあるのって思っちゃって、帰って検索してしまったのはここだけの話。すごいバラっぽくない見た目なんだもの。
グッズコーナーで買った本。文庫本サイズですがルドゥーテの絵や解説がぎっしり載っていて、パラパラめくってるだけで楽しいです。
他にも、もっと大きい本やポストカードやハンカチなどが販売されていて、複製画の注文も出来るっぽかったです。
同展に興味のある方は、公式HPにて同館のしている新型コロナウイルス感染防止対策や、開館日を確認されてから行かれることをオススメします。
昭和記念公園の記事はこちら。
※昭和記念公園の写真も少しだけ紹介。
フォトライフでも写真をまとめています。