昭和記念公園に第13回 草月会東京西支部 草月いけばな展を見に行ってきました
7月9日に東京都立川市と昭島市にまたがる昭和記念公園に行ってきました。
国営昭和記念公園 (@showakinenpark) | Twitter
同園の花みどり文化センターでは9日から11日の10時から17時まで、勅使河原茜 家元継承20周年記念 第13回草月会東京西支部 草月いけばな展「いまだからこそ⋯熱く!」を開催。
センターは無料エリアの施設なので、こちらのイベントも無料で見ることが出来ました。
草月会東京西支部 (@sogetsunishi) | Twitter
草月流Tokyo West(@sogetsutokyonishi) • Instagram写真と動画
いけばなはあまり詳しくありませんが、色んなイベントが中止されることが多い中、比較的手近な場所で、梅雨時に屋内開催だったので見に行ってきました。
約100点の展示作品の中から特に気になったものを写真に撮りましたが、主催者の草月会東京西部支部さんのInstagramにて、全作品の写真が公開されています。なので純粋に作品の写真を見たいかたは、このブログじゃなくて上記Instagramを見に行くのがオススメです。
あくまでこの記事は、いけばな素人の個人日記でございます。素人の適当な感想が入りますがご容赦ください。写真はほぼ展示順に貼ってます。
また今回は同展を見るために行ったので、公園の有料ゾーンには入っていません。雨も降ってたしね。
あけぼの口から入園。入ってすぐに同展のポスターが飾られています。
会場となる花みどり文化センター。センター前の広場はシロツメクサ畑になってました。
会場内、入ってすぐの辺り。窓が多く自然光を多く採り入れられる設計の、開放感のあるセンターです。
入ってすぐ左手側にあった大作。作品の脇のプレートには花材と作者の名前が書かれてるんですが、本作は13名による作品のようです。ヨウシュヤマゴボウが使われていたのが印象的でした。
季節がら七夕の短冊を思い浮かべました。キノコにダイコンにパイナップル。
果物などを傷つかないようにする梱包材が使われてて、使用花材の独創性はこの作品が一番感じました。
緑色はヒペリカム。透明感が涼しげ。
脈動感のあるウコン。
アクアリウムのような。私透明感のあるものって好きなんですよね。
スモークツリーも好きなんだなって今回気付きました。
こういう表現はいいのか分からないんですが、世界らん展に毎年出展してる假屋崎省吾さんの作品を思い起こします。
鮮やかで華やかなオンシジウムに最初目がいったけど、よく見たら渋めのガマも組み合わせてるのね。
ドラセナの葉がお高いケーキとかに飾られる飴のリボンのよう。変わった赤い色のヒマワリに赤い花瓶とすごく合ってますね。
人工的な鋭角とスモークツリーの自然の柔らかさの組み合わせが好きだわ。
もっとも独創的だったと思う。現代アート的。ポリエチレンシートのビビットな色合いは、会場でも一際目立ちます。
展示が終わったらアロエはまた育てられそう。
水槽を泳ぐキンギョのように見えました。
シーグラスを使った、ウサギの肖像画のような。
会場の様子。中間地点くらいから。
この花瓶?は何なんだろうと思ってしまう。そこに合わせて生ける技術。
楽器のようなフォルム。結構好き。
コルクシートと着色落花生を用いた作品。
美味しそう。
雪原で吹雪かれながらも、たくましく生きる植物といった場景に見えました。
遠目に見たらタニワタリの葉を生けてるのかと思いました。
半々。
会場の一番奥には、家元の勅使河原茜さんの作品。緑の噴水のようです。
その他
いけばな展とは関係ありませんが、センター内にはストリートピアノが設置されていました。演奏に合わせて壁に投影された映像が変化するそうで、11月28日まで設置されています。
私が同展を見てるときも、LiSAさんの『炎』とか演奏してるかたがいらっしゃいました。
フラワーミュージックタペストリー2021 ~11/28 | 国営昭和記念公園公式ホームページ
それから12日から東京都は4回目の緊急事態宣言になりますが、今回は昭和記念公園は休園しないそうです。例年通りとはいかないでしょうが、ありがたいですね。
昭和記念公園の記事はこちら。
※昭和記念公園の写真も少しだけ紹介。
フォトライフでも写真をまとめています。