8月の石川東公園に行ってきました
8月12日に東京都八王子市の石川東公園に初めて行ってきました。
住宅街も近くにある、池のある終日開園の公園です。
公園へ行ってみよう! -八王子北部地区の公園情報や関連するイベントのご案内-(指定管理者)
最寄り駅の小宮駅からは徒歩で約12分、北八王子駅からは約17分(Googlemap調べ)。八王子駅からバスに乗って田島橋で降りれば徒歩10分程のようです
同園に行ってみた理由は、市や指定管理者のHPにはハスの花はとてもきれいなどと書かれているんですが、一緒に添付されてる写真がスイレンなんですよね。一体ハスとスイレンのどっちが綺麗な公園なのか、確かめるべく行ってきました。
また同日に寄った東京富士美術館の「Flower × Flower 展」についても後半で書いてます。
正門。
正門から近くに咲いていたのが白いヒガンバナ。シロバナマンジュシャゲでしょうか。よく見る赤いヒガンバナより開花期が早いのかな。
同じヒガンバナ科のキツネノカミソリ。花も傷み始めて見頃過ぎですかね。
ハス……の葉の上に留まるトンボ。シオカラトンボ?
残念ながら今年のハスの花はもう終わってしまったようです、遅かった。ハスはあるにはありましたが、株の数はそこまで多くはなかったです。
そしてこちらがスイレン……の葉。たくさん茂っていますが残念ながらこちらも花やつぼみを確認出来ず。今年の7月は雨ばかりで日照が少なかったせいか、8月入って暑い日が続いて少しバテ気味のタイミングだったかな。
ただこれだけの葉が茂ってるので、開花してるタイミングで来ればさぞ綺麗だと思います。
スイレンやハスに恵まれませんでしたが、代わりに目に付いたのがこの気根。
こういうタイプの気根は呼吸根っていうのかな。呼吸根に関してはWikipediaのリンクを貼っときますね。
呼吸根を出してる木。樹高の高い針葉樹です。
青い実も付けてます。樹木はあまり詳しくないのですが、ラクウショウでしょうか。
スイレンの周囲にも。
池の対岸に生えているヤブミョウガ。
園内の風景。左側が梅林で右側にはアジサイなどが。
あと人の歩く園路には雑草がちょっと生えていて、サンダルを履いてきて失敗だったかなと思いました。公園とかに来るにはやっぱりスニーカーなどの方が良いですね。
そんな雑草の中でも目に留まるのがアカツメクサ。草丈が少し高くて何よりピンクの花が緑の中で目立ちます。
あずまや。
横倒しになった株元からグイっと上に伸びるマツ。そしてそんなマツを抱き込むように成長してる木。
こっちの写真の方が分かりやすいかな。こいつらに何があってこうなったんだろう。
オレンジ色の実。
多分マメ科の木。
ちょっとですが遊具もあります。
見晴台へ通じる階段。足元注意ですね。
階段に落ちてた実。クリですか?
見晴台。ですが前が木に覆われていて何も見えません。見晴らしとは一体。
と思っていたところ、目の前にヒヨドリが飛んできました。見晴台まで登った甲斐がありました。
階段を降りる途中の見晴らし。
降りる途中に会ったトカゲ。
さて一体ハスとスイレンのどっちが綺麗な公園なのかという疑問ですが、ハスも楽しめるがスイレンの綺麗な公園でしょうね。八王子市内に限ってしまえばスイレンの名所といってもいいかも。あとトンボがたくさんいます。
今回はタイミングが悪かったですが、6月下旬から7月中くらいならアジサイやキツネノカミソリも含めて、結構花盛りな公園じゃないかと思います。
あと池のある公園ということもあってか、園内の一部だけですが足元の土が少し柔らかかったです。晴れ続きだったこの日は問題なかったですが、雨の後に行ったら足元が悪くなってるかも。
そして公園へ行った後は、同じ八王子市内にある東京富士美術館にも寄りました。
同館は現在、常設展示室(新館)と企画展示室(本館)の大きく分けて2つある展示室のうち、常設展示室(新館)のみ開館しています。
そして常設展示室では現在「Flower × Flower 展」を開催中。同館所蔵品の中から花にまつわる芸術品の展示をおこなってます。同展の会期は7月3日から8月23日まで。
Flower × Flower 展 | 展覧会詳細 | 東京富士美術館
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願いがいくつかありますので、興味のある方はこちらもご一読を。
館内のポスター。写真を撮っても大丈夫と確認がとれたので記念に。
お土産コーナーで買った栞。コルネリス・ファン・スペンドンクの「花と果物のある静物」。
ただこの絵画を見た覚えがない……。多分Flower × Flower 展は1度、展示替えが行われたので、その時に仕舞われちゃったんだと思います。
ちなみにこちらの絵画は画像データとしてネットに公開されてます。大きい画像で見たい方はリンク先へどうぞ。
花と果物のある静物 | コルネリス・ファン・スペンドンク | 作品詳細 | 東京富士美術館
個人的に展示の中で1番好きだったのは、最初にあったフレデリック・ヴィクター・ベイリーの「花」です。
バラにチューリップに多分ヒヤシンス、あと何よりプリムラ・オーリキュラが綺麗だった。オーリキュラ好きなのよね。
こちらの画像は現在公開されてないのですが、将来的にされるかもしれないのでリンクは貼っときます。公開してくれたらスマホの壁紙にしたい。
花 | フレデリック・ヴィクター・ベイリー | 作品詳細 | 東京富士美術館
こんなご時世なので美術館も空いてて、じっくり堪能出来て楽しかったです。同館ではFlower × Flower 展の他に常設展示として「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」や「タヴォラ・ドーリア(複製展示)」も開催中です。
まったくもって余談ですが、美術館へ行ったタイミングで雨が降りましてね、行きはまだそこまで強くなくて、美術館前のバス停から入り口まで走って行って大して濡れなかったんですけど、
帰りがほんとに土砂降りで、折り畳み傘をさしてバス停までのわずかな距離を走ったら足元ずぶ濡れですよ。
いやー通気性のいいサンダルで良かった。スニーカーなんて履いてたら靴の中グショグショになるところでした。
あと花にまつわる展示会というと、同じく八王子市内の美術館である八王子市夢美術館では、9月18日から11月8日まで「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」を開催予定です。こっちも行けたら行きたい。行ってきました。
上記記事の後半で感想を書いてます。
石川東公園の記事はこちら。
フォトライフでも写真をまとめています。