1年半振りに見学可能になった多摩森林科学園のサクラ保存林に行ってきました
4月12日に東京都八王子市にある多摩森林科学園に行ってきました。
同園にあるサクラ保存林には、全国から集められたサクラが約500系統、1800本も植えられています。本数が多いだけでなく種類も多いので、2月下旬から4月下旬までかなり長期間に渡ってサクラの花を楽しめる施設です。
このサクラ保存林、2019年10月の台風によって斜面崩壊が起こり、それから新型コロナウイルス感染防止もあって長いこと見学が出来なかったのですが、今年の4月2日から久々に見学ができるようになりました。
アクセスは高尾駅北口から徒歩10分。
開園時間は9時30分から16時(最終入園は15時30分)。
3月4月は無休ですが、それ以外の時期は月曜日と年末年始(12月26日から1月6日)は休園です。
入園料は4月は大人400円、子供150円。それ以外の時期は大人300円、子供50円です。
ただこのあたりの情報は、新型コロナウイルス感染防止対策で変わることがあり得るので、見学に行かれるかたは事前にHP等で確認することをおすすめします。
4月26日追記。4月24日より臨時休園になりました。開園する場合は改めてお知らせするそうです。
私は一昨年も行ってなかったのでここに来るのは3年振り。今年はサクラの開花が早めなこともあり、八重桜が見頃の中心のタイミングでした。
また到着したのが15時前だったんですが、閉園まで1時間程度で園内をぐるっと見て回るのはちょっとキビしかったです。写真を撮りながら見て回ろうとしたら無理がありました、後半はあまり写真も撮らずに駆け足になってました(笑)。皆さんは時間に余裕をもって来ましょうね。
サクラ保存林のサクラ
ほぼ撮った順にご紹介。
「松月」。
「普賢象」。八重桜の中では特に好きな品種です。
「白妙」。
「千里香」。
「駿河台匂」。
「兼六園菊桜」。
「福禄寿」。
「鬱金」。
「静香」。
「駒繋」。
「有明」。
「八重紅枝垂」。感覚的にはだいたい散策予定路の半分くらいまで来たところ。時間ヤベーと思いながら撮ってます。なのでこのサクラ以降はじっくり撮ってる余裕はなく、「御衣黄」とかも撮り損ねましたね。
サクラ保存林の園路。前半のまだ気持ちに余裕のあるときに撮ってた。
後半駆け足で撮ってた写真。拡大しないと分かりづらいですが、風に舞う花びらも写ってます。
下の小さく写ってる木もサクラ。
八重桜を見上げながら急いで出入口を目指す。
サクラ以外の植物・風景など
第2樹林より左がイロハモミジ、右が多分メタセコイヤ。
サクラ保存林へ行くには、まず第2樹林を通り抜けていく必要があります。写真撮ってるとき気付かなかったけど、イロハモミジの幹がUの字になってますね、なんで?
ヤマルリソウ。ワスレナグサを大きくしたような花がとても可愛い。
モミジガサ。8月から9月頃には白い花を咲かせるみたいです。
第2樹林の風景。ちなみに第1樹林や第3樹林もありますが、時間がなかったので寄っていません。
ヤマブキ。このあたりからサクラ保存林で撮った写真。
スミレ。上の小さい2つと下やつで多分違う種類。スミレは園内のいろんなところで咲いています。
イチゴの仲間。ミツバチがいたから花と一緒に撮ろうとしたら飛んでいってしまったけど、バッタがいたのでそのまま撮影。
ホウチャクソウ。第2樹林でも見たよ。
ミミガタテンナンショウ。園内の多くの株はすでに葉っぱだけになっていましたが、1株だけ花(仏炎苞)を残してる株を見つけました。一重咲きのサクラの時期にくれば、花をつけた同種をたくさん見られると思います。
セリバヒエンソウ。
トカゲさん。
入園して正面に建っている森の科学館。サクラや園内の動植物についての解説が展示されています。
時間に余裕があれば中に入りたかった。サクラの季節は入園者も増えるからだと思いますが、科学館前では餅やせんべいが売ってますね。
いやーしかし閉園時間に間に合うために久々に走りました。でも林の中を走るのって気持ちがいいですね。何だか気分がスッキリしました。
サクラ以外にもいろんな植物があるので、このまま開園を続けてくれるようだったら、また近いうちに来てもいいかも。実はサクラのシーズン以外にはほとんど来たことないのよね。
多摩森林科学園の記事はこちら。
※多摩森林科学園の写真も少しだけ紹介。
フォトライフでも写真をまとめています。