冬の多摩森林科学園のミニ講座+ガイドツアーに行ってきました
今日2月24日、多摩森林科学園の初心者向きのミニ講座+ガイドツアー「冬と早春の桜」に参加しました。
多摩森林科学園は東京都八王子市にある施設で、入園料は大人300円(4月は400円)。園内にあるサクラ保存林はお花見スポットになっています。講座とガイドツアーは無料でした。
サクラ保存林には早咲きのものから遅咲きのものまで、多くのサクラが揃っているので、全てのサクラが一斉に咲くということはないのですが、施設全体でみると長期間サクラの花が咲いているので、お花見に来たのに咲いてない、散ってしまったなんてことが起こりにくく、毎年春には花見に来てます。そこそこ広いので運動にもなりますよ。
また多摩森林科学園は国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所の施設の1つで、森林科学研究所というと、こないだ新種のサクラではないかとクマノザクラ(仮)の発表をしたトコですね。
さて講座ですが、まだ寒いしサクラなんて大して咲いてないだろうに、何人くらい集まるんだろうと思ったら、50人近く集まってました。すごい。大半の方は60歳以上かなという印象です。
講座の内容は、まず日本に自生する野生のサクラの紹介、次に今の時期に咲いてる栽培品種と、それらがどこに自生していたか、どんな特徴があるか、遺伝子の研究の結果分かった、どんな交配で生まれたのかなどの解説でした。
あとはクマノザクラ(仮)の話なんかもほんの少し。プレスリリース出すから待っててねみたいな話でしたけど。
40分ほどで講座が終わると、短い休憩をはさみサクラ保存林へ。サクラの前で立ち止まって解説を聞いたりしながら、サクサク歩いて回るツアーでした。
寒桜
十月桜
四季桜
サクラじゃなくてウメ。講座ではサクラとウメの見分け方などもありました。
他に咲いていた花といえばツバキくらいでしょうか。4月くらいにくるとスミレの仲間、ヤマルリソウ、ミミガタテンナンショウ、ゼンマイなど色々と目につくものがあるのですが。
歩きながら撮ったテーダマツ
遠足みたいな行列
入口まで戻ると、最後は接木の若いサクラを育てている場所へ。保存林と違って普段なら立ち入り禁止のエリアです。
ツアーは大体1時間15分程度でしたかね。
お土産。
ご自由にお持ち帰りくださいって感じで置いてあったので、もらって帰りました。1人1種類でしたけど、アンケート答えれば2種類でも良いそうなので答えて2種類選んできました。
右のトゲトゲがフウで、左の3つあるのがメタセコイアの松ぼっくりです……松じゃないから松ぼっくりとは呼ばないのか?
多摩森林科学園のホームページはコチラ。
多摩森林科学園の記事はこちら。
※多摩森林科学園の写真も少しだけ紹介。
フォトライフでも写真をまとめています。