6月の多摩森林科学園に行ってきました
6月17日に東京都八王子市にある多摩森林科学園に行ってきました。
同園は2019年10月の台風で園内で斜面崩壊があったり、その後の新型コロナウイルス感染拡大防止のために、休園・部分開園・開園を繰り返してるんですけど、6月8日から開園してくれたので行ってきました。
現在の開園時間は9時30分から16時*1。入園料は大人300円子供50円。毎週月曜日は休園です。アクセスは高尾駅北口から徒歩10分。
こんなご時世なので来園を考えてる方は事前にHPの確認をおすすめします。
同園にはサクラの季節に行くことが多くて、そのときはサクラの植えられたサクラ保存林と、サクラ保存林へ行くために通らないといけない第2樹木林しか歩かないんですけど、今回は普段いかない第1樹木林と第3樹木林にも歩いてきました。
撮った写真をほぼ撮った順に紹介。
最初に行った第1樹木林の道。
背景と同化して見づらいけどピンクの花。
青い実。
ここから第2樹木林へ。かっこいいメタセコイヤ。
株元からのひこばえの見事なカツラ。葉っぱもハート型で明るい色してて可愛いのよね。
この写真を撮った後にすれ違った方から、近くの巣箱でムササビを見たと発見報告をしてもらいました。いいなー羨ましい。ムササビなんてはく製しか見たことありません。
その後、私もその巣箱を数分様子見してましたが、出てきてくれることはありませんでした。
第2樹木林の道。右奥に先ほどのカツラも写ってます。道の奥に写る人影はムササビの報告をしてくれた方。
小川に架かる倒木。
ここら辺からサクラ保存林。園内にはたくさんの解説板があり、ムササビスポットの板はあちこちにあります。
ムササビスポットの隣にはイノシシスポットも。
ギボウシのつぼみかな。
オカトラノオ。鳥の頭みたい。今の時期だと園内のいろんなところで咲いてます。
アカショウマかな。こちらも園内のあちこちでチラホラと。
見た瞬間アスチルベだと思ったんですが、一般にアスチルベと呼ばれるのは、本種を含むユキノシタ科チダケサシ属(アスチルベ属)の総称であったり、それらを品種改良した園芸種のことみたいですね。
ホタルブクロ。
上手く撮れてないんですけど、遠くに白い葉の目立つ植物が。つる性のようで他の木にしがみついてかなり巨大化してます。
光学ズーム40倍の力で撮った葉の写真。
どうやらこの植物はみなさんご存知マタタビらしいですね。こんな大きく育つ植物なんだ。
ムラサキシキブ。こちらも園内各地でチラホラと咲いてます。
また背景と同化して見にくいですがタケニグサかな。咲き始め。草丈は1mは超えてるかな。葉の裏が白いね。
開花してる花のアップ。
ここからは第3樹木林へ。縦に伸びる木(当たり前)。ちゃんと樹木名を示した看板もあったと思うんですが見落としてます。
こんな葉っぱでした。イタヤカエデとかかな。
第3樹木林の道。
テーダマツの松ぼっくり。園内を歩いてると足元には様々な種類の松ぼっくりや杉ぼっくりが落ちています。
色付き始めたミミガタテンナンショウの実。色付き始めたのはこの株しか見てませんが、まだ緑色のやつは園内各地でチラホラと。
そしてサクラ保存林に戻ってきてアザミの仲間。アザミはいろんな種類があるので、まだ特定術を身につけていません。
アジサイ。
圧倒的緑を背景に撮れるのは同園の魅力かも知れない。
サクラ保存林内にある、柳沢林道にはアジサイが多く植えられています。
ただ何故か分かりませんが、花を付けてない株が多くてちょっと残念でした。
赤系のアジサイ。
ビヨウヤナギ。
そしてまた第2樹木林へ。オオバジャノヒゲかな。
ギンリョウソウとかないかと探してましたが、あったのは白いキノコでした。
最後は入り口正面にある森の科学館。
残念ながらこちらは新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館しています。開館していれば園内の動植物の情報が分かって助かるのですが。
出来ればもうちょっと珍しい植物を見つけられたらなーと思いましたが、私の観察眼では見つけられませんでした。あと樹木林をいっぱい歩いていると、この木を盆栽にして手元で楽しめたらいいなーとか思いますね。
それから私が行った時間帯は晴れてましたけど、それでも雨の多い時期で足元が滑りやすくなっていて、2回くらいこけそうになりました。皆さんも気を付けてください。
まだまだ山野草や樹木には詳しくないので、やっぱりガイドツアーやってほしいなあ(新型コロナウイルス感染拡大防止のためガイドツアーは休止中)。
多摩森林科学園の記事はこちら。
※多摩森林科学園の写真も少しだけ紹介。
フォトライフでも写真をまとめています。
*1:最終入園時刻は15時30分。