世界らん展2019-花と緑の祭典-に行ってきました その3(その他様々な展示)
2月18日に文京区の東京ドームで開催されている、世界らん展2019-花と緑の祭典-に行ってきました。
たくさん写真を撮ったので、記事を3つに分けています。
本記事その3では、審査部門以外の様々な展示を、その1では日本大賞と個別部門を中心に、その2では個別部門以外の審査部門の写真をのせています。
- 志穂美悦子「煌めき」
- 假屋崎省吾 -華寿絢爛-
- IKKOのオーキッドルーム
- Japan Botanical Style -日本いけばな三大流派-
- Japan Botanical Style -蘭とBONSAI-
- 大使・大使館夫人のテーブル・ディスプレイ
- 沖縄美ら海水族館
- 食虫植物と神秘的な花々
- 光と花のシンフォニー -Flower meets Digital art-
- お買い物
- その他撮らなかったもの、去年と変わったこと
志穂美悦子「煌めき」
煌めきの名の通り、きらきらと美しい展示です。
假屋崎省吾 -華寿絢爛-
世界らん展常連の假屋崎さんの作品。人がいっぱい。
IKKOのオーキッドルーム
今年初参加のIKKOさん。ランの花と一緒にIKKOさん私物の着物や帯留めが展示されています。
世界らん展は、来場者の年齢層がやや高めなのもあってか、結構女性が集まってますね。
イロトリドリノ世界-華々の共宴-
シンボルモニュメントの裏側にあります。チューリップやアネモネや、様々な花で作られたガーデンです。
世界らん展が今年から、ランだけのイベントではなくなったのが分かる展示の1つですね。
Japan Botanical Style -日本いけばな三大流派-
タイトル通り、三大流派の方々による、いけばなの展示です。
いけばな草月流。
特にここは私の写真撮影技術がひどくて、この写真では魅力が全然伝わらない。精進します。
言い訳しますと大きなものって撮るの難しいし、人通りも多くて、じっくり撮るのも難しかったんですよ。
Japan Botanical Style -蘭とBONSAI-
真柏 銘「登龍の舞」。内閣総理大臣賞を受賞したものらしいです。
真柏(石付)。
盆栽の知識はないけど、それでもすごいと思わせる鉢が多かったです。
大使・大使館夫人のテーブル・ディスプレイ
それぞれのお国柄が出るので、私の好きな展示です。今年のリニューアルでなくなるんじゃないかと、心配してました。
沖縄美ら海水族館
毎年人気の美ら海水族館。右上にウミガメもいますよ。
食虫植物と神秘的な花々
日本大賞と並んで、注目を集める主催者特別展示。例年だと珍しいランの展示とかですが、今年は食虫植物!
この写真だと伝わりづらいですが、展示の中はちょっと暗いです。
ネペンテス属(ウツボカズラ)がたくさん展示していました。ただ暗いし人も多くて、すごい写真撮りにくいです。
世界一長い花びらをもつ、パフィオペディラム・サンデリアナム「Paph. sanderianum」袋状の花びらもありますが、食虫植物ではありません。
遺伝子組み換えの光るシクラメン。
暗い!人混みが特にすごい!ガラス越し!ガラス面に汚れ!でめちゃくちゃ写真撮りにくかったです。
同じく遺伝子組み換えで光るトレニア。
暗い!(以下略)。
ウツボカズラも結構大株のものも集めてましたし、見ごたえがないわけではないんですが、それなら世界らん展でなくてどこかの温室で食虫植物展で見たいかなと。あとやっぱり薄暗いし混んでるしでゆっくり見づらく写真も撮りづらいのがなあ。
シクラメンはガラスケースに入れて、四方から見られれば、混雑も少しはマシになりそうだけど、やってないってことは出来ない理由があるんでしょうね。
光と花のシンフォニー -Flower meets Digital art-
今年初めての今までにないタイプの展示。
綺麗だったんですけど、何がしたいのかよく分からなかった。期待が大きかっただけに残念。
お買い物
世界らん展といえば様々な展示も魅力ですが、販売エリアも見逃せないです(でも写真は撮ってない)。
国内外の生産者がブースを出していて、様々なランが販売されています。1000円あれば買えるものもあれば、万札が何枚も羽ばたいていくものまで。
もちろんランだけでなく、いろんな花や植物、ミズゴケや園芸用品、食べ物に衣料品アクセサリー、マッサージ器などいろんなものが販売されています。
私は毎年世界らん展で、ランを1株買ってるんですが今年買ったのはこちら。
パフィオペディラム・デレナティー「Paph. delenatii」。
個別部門でも触れたパーヴィセパルム亜属のパフィオです。このぽってりした袋状の花びらがいいなあずっと思ってたので。
パフィオはすでに整形花の品種を1株育ててるんですが、枯れないけど咲かない!という状態なんですよね。
だからデレナティーもうまく育てられるか心配で手が出なかったのですが、我慢できなくなってきて、育て方の相談もして買っちゃいました。あと公式グッズのプリントクッキーも買いました。
その他撮らなかったもの、去年と変わったこと
FLOWER CAFÉ&BARなる花をモチーフにした、オシャレでSNS映えするドリンクやフードが楽しめるスペースが出来たらしいのですが、時間がなかったので中には入りませんでした。
ただ外から見たところ、おじいちゃんおばあちゃんの休憩スペースになってましたね。でも夜に行ったらまた違う雰囲気なのかもしません。
花をつなぐ HIBIYA KADAN FLOWER CABINは日比谷花壇のスペースが商品の販売やワークショップをしてたのですが、すごいオシャレ空間でした。
ステージイベントやワークショップも色々あったんですけど、時間がなかったので参加観覧はせず。世界らん展に行かれる方は、まず公式HPでステージイベントとワークショップを確認してみるのをオススメします。
あと私は17時30分に終わってしまう日に行ったので見てませんが、21時までやってる日なら、18時からスペシャルナイトと題して会場全体の照明に変化もあります。
他に撮ってないものといえば、審査部門の1つフレグランス部門があります。これは香りの部門なので是非会場に足を運んで、ご自身の鼻で確かめてください。
審査部門というと、ミニチュアディスプレイ部門とアート部門が今年はなくなりました。
他にも来場者にランを配って、1年後にその鉢を持ってきてもらい、並べて成長報告するやつとか、小学校とか学校でランを育ててもらって、色々報告してもらうのもなかったですねえ。
ランってちょっとマニアックで難しそうなイメージってありますし、来場者も年配の方が比較的多い印象なので、主催者側はきっと新規のライト層、若い女性とかの来場者を増やしたいんでしょうねえ。
何事も新しい人が入ってこなければ廃れるしかないので、来年再来年と試行錯誤は続くでしょうが、頑張ってほしいなって思います。
その1とその2はこちら。
世界らん展2019-花と緑の祭典-に行ってきました その1(日本大賞と個別部門) - 土曜夜に花探し
世界らん展2019-花と緑の祭典-に行ってきました その2(個別部門以外の審査部門) - 土曜夜に花探し
他年度の世界らん展の記事はこちら。
ブログ開始以前の世界らん展の写真は、フォトライフにまとめています。