11月のグリーンライブセンターに行ってきました(秋の洋らん展)
11月20日に東京都多摩市にあるグリーンライブセンターに行ってきました。
多摩市立グリーンライブセンター - ホーム | Facebook
同センターはアクセスは多摩センター駅から徒歩7分ほど、多摩中央公園の隣というか端っこにある、小さな温室と庭園からなる施設です。
利用時間は9時30分から17時まで、月曜日と第4火曜日(祝日の場合はその翌日)は休園、入園料は無料です。
今回行った目的は、20日から23日まで温室内で開催される(休園日の22日は除く)、多摩蘭友会主催の秋の洋らん展を見るためです。約100株ほどのランが展示されるそうです。開催時間は最終日は15時までであることを除けば、センターの利用時間と同じです。
毎年春と秋にラン展を開催しているということで興味があったんですが、なかなか都合が合わず、今回やっと行くことが出来ました。
左側が三角屋根が特徴の温室「ピラミッドギャラリー」、右側が「グリーンライブガーデン」と名付けられた庭園へ続いてます。
グリーンライブガーデン
お庭の様子。この日は午後に用事があったので、9時40分くらいと開園直後に行きました。こんな早い時間なのに人が何人か来てました。らん展の初日だし関係者かな。
左側のピラミッドのように盛り上がった花壇には植えられたばかりのパンジーが咲いてます。
右の花壇にはカンナやコリウスが植えられてる他、手前には黒ポットに植えられたパンジーやプリムラ・メラコイデスの苗が置かれてました。多分これから植え付け作業を行うところだったと思われます。
後ろの紅葉したメタセコイヤも良いアクセントになってますね。
気の早いクリスマス装飾も。
温室前の屋根の下のテーブルもクリスマス。
よく分からないけど多分クリスマス。東方の三博士とかでしょうか。
バラ「ペネロペ」のアーチ。まだまだバラも咲いてました。
「ボレロ」。
「バレリーナ」。
「コルデスジュビリー」。
フリルなパンジー。
ベゴニアとアイビーのハンギング。
コリウスは冬には枯れると思いますが、まだ頑張ってます。
秋の洋らん展(ピラミッドギャラリー)
ここからは温室の中へ。温室内はラン展に出品されたもの以外の植物もありましたが、今回はラン展の写真しか撮っておりません。
入り口の自動ドアのを通ると、すぐ目の前に上位3株が並べられてます。
最優秀賞のバルボフィラム「Bulb. Elizabeth Ann ‘buckleberry’」。こういうちょっとマニアック感強めの種が1位は少し以外。でも納得の出来る佇まいですね。
優秀賞のカトレア「C. jenmanii fma. aquinii ‘M's Fantasia’」。
優良賞のカトリアンセ「Ctt. Porcia 'Cannizaro'」。ちなみに右下に見切れてるのは優秀賞のカトレア。さっきの写真よりこっちの方が上手く写ってる気もする。
カトリアンセは株全体を撮ると花が白飛びしたので、花のアップも。
上位3株は自動ドアの目の前の展示だったので、写真撮ってるとドアが開いたり閉じたりして少し恥ずかしかったです。
並んでる展示の一部。
奨励賞のカトレア「C. cernua fma. aurea」。
ブラソカトレア「Bc. Star Ruby」。
左からカトレア「C. labiata 'Leian'」、カトレア「C. trianae 'Coerulea Selene' 」、カトレア「C. jenmanii 'Shinohara'」、カトレア「C. percivaliana 'Sumit'」。
バンダ「V. Kultana × Spotted Sunshine」。
ファレノプシス「Phal. bellina」。
ファレノプシス「Phal. My Vieviean 'Cocoro'」。このランについては検索しても情報が見つからなかったので、名前が違うかも。
デンドロビウム「Den. Global Village」。
ショーンバーキア「Schom. splendida」。
ゴメサ「Gom. brasiliensis (varboonenii) 'Golden Fall'」。
珍花賞のバルボフィラム「Bulb. medusae」。珍しいけどメデューサエという名前や花の形が特徴的なので、温室やラン展で見かけると記憶に残りやすいランですね。
シルホペタラム「Cirr. thouarsii」。バルボフィラムかも。
バルボフィラム「Bulb. fascinator fma. semi-album」。
バルボフィラム「Bulb. crassipes」。
ブラトニア「Brat. Olmec 'Kanno'」。
フラグミペディウム「Phrag. Fritz Schomburg」。味わいのある咲き方。
シクノデス「Cycd. Taiwan Gold ‘Taiwan Orange’」。
ポリキセナ「Polyxena. ensifolia」。こちらはランではなくユリ科です。何故ここに出品?可愛い。
ステノリンコス「Strs. speciosum」。こちらはランです。
展示されてるランの中でも多分一番多かったのがカトレア系で、それは特に驚かないのですが、見た目の変わったバルボフィラム系もたくさん出品されてたのが印象的でした。
私が行ったときは照明が太陽光のみで、ガラス張り温室ですから明るさは十分ですが、時間帯や天候次第で結構見え方が変わってくるかもしれません。もし暗かったときは電気を付けるとは思いますが。
規模はそこまで大きくありませんが、充足感のある展示でした。お庭も綺麗だったし、温室いいよねえ。
グリーンライブセンターの記事はこちら。
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