世界らん展2022-花と緑の祭典-に行ってきました その1
3月25日に文京区の東京ドームシティ・プリズムホールで開催されている世界らん展2022-花と緑の祭典-に行ってきました。今年のテーマは「この春は、プリズムホールへお花見に出かけよう。」です。
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昨年に続き会場を東京ドームから隣のプリズムホールに移して、規模縮小の上での開催。
会期は3月24日から30日。開催時間は24日は12時30分から18時、25日と26日は9時から20時、27日から30日は9時から18時です。
入場料は事前予約制で1700円です。入場券は公式HPやセブンイレブンなどにて購入可能です。会場でも当日券は販売していますが枚数に限りがあるそうなので、事前に買っておいた方が安心です。
たくさん写真を撮ったので記事を2つに分けています。
その2はこちら。
オーキッド・ゲートからスプリング・バレー
入場して最初に迎えてくれるオーキッド・ゲート2022。記念撮影にもってこいです。
ゲートを抜けると見えてくるのがスプリング・バレー。大型のディスプレイ展示です。
写真右手に写っているのは日本洋蘭農業協同組合によるもの。
小さな滝も流れてます。
反対左側は、かさがわナーセリ。コチョウランを使った山のようなディスプレイ。
少し進むと東京オーキット・ナーセリー。竹を使った曲線が優雅。
向かいにはふんだんにカトレアを使った永田園芸。
規模縮小でコンテストのディスプレイ部門がないのは残念ですが、その分をここで楽しみましょう。
コンテスト・日本大賞審査部門
バレーを抜けるとオーキッドロードです。
あらゆる蘭の花・株そのものを審査する日本大賞審査部門でトロフィー賞(上位41位相当)を取った株が並んでいます。そして突き当りには1位に相当する日本大賞受賞株が展示されています。
まずは先に日本大賞受賞株から紹介。
今年の日本大賞はカランセ・ユタカ(えびね) ‘新緑の瞬間(シンリョクノトキ)’「Cal. Yutaka ‘Shinryoku no toki’」です。
日本原生のランが日本大賞を取るのは初めてとのこと。
花のアップ。明るい緑色が綺麗ですね。立派な群生株です。
ここからはオーキッド・ロードに引き返します。
2位相当の優良賞は、パフィオペディラム・ミクランサム ‘スーパー バルーン’「Paph. micranthum ‘Super Balloon’」。リップのふくらみが愛らしい。
3位相当の優良賞はペクタベナリア・ワウズ ホワイト フェアリーズ ‘ザ プレミアム ホワイト’「Pe. Wow's White Fairies ‘The Premium White’」。
聞きなれない名前のランですが、多分日本のサギソウに近い部類のランなんでしょうね。
花も背景も白くて分かりずらいですが花のアップです。とても繊細な形をしています。
上位18位相当の奨励賞から、カトレア・イズミ キャサリン ‘イリュージョン’「C. Izumi Catherine ‘Illusion’」。
花びらのフチがフリンジのようでいいですね。
同じく奨励賞のパフィオペディラム・キャッスル ミノワ ‘ジョイアンス’「Paph. Castle Minowa ‘Joyance’」。
他にもトロフィー賞の株はたくさんありますが、ここからは賞に関係なく、個人的に気になった出品株を紹介。
カトレア「C. maxima fma. semi-alba ‘Ema’」。
パフィオペディラム「Paph. godefroyae ‘Off The Lip’」。
パフィオペディラム「Paph. micranthum fma. album ‘Sexy No.5’」。
レモンの様な色、丸みのあるフォルム、どこをとっても好み。
パフィオペディラム「Paph. liemianum ‘Huy Amukas’」。
ファレノプシス「Phal. lueddemanniana fma. coerulea ‘Blue Planets’」。
生け花のような原種コチョウランの仕立て方。
ファレノプシス「Phal. lueddemanniana fma. coerulea ‘Dream Blue’」。
こちらもダイナミックに。どちらも座間洋らんセンターの出品、すごいな。
ファレノプシス「Phal. (Glad Amar × Sheena's Pearl) ‘Jabo’」。絞り染めのような色合い。
シンビジウム「Cym. Suvaley ‘Takagi’」。ペタルにも色がのってて華やか。
デンドロビウム「Den. treacherianum ‘Mille-Feuilles’」。
カラデニア「Calda. (Harlequin × applanata) ‘Miyabi’」。
カラデニア「Calda. flava ‘Haya Scott River’」。
ガレアンドラ「Gal. minax S1691 ‘Lanto’」。
続きのその2はこちら。
世界らん展2022-花と緑の祭典-に行ってきました その2 - 週末花探し
同日、らん展のあとに行った小石川後楽園の記事はこちら。
他年度の世界らん展の記事はこちら。
ブログ開始以前の世界らん展の写真は、フォトライフにまとめています。