9月の京王百草園に行ってきました
9月27日に東京都日野市にある京王百草園に行ってきました。
営業時間は9時から17時、入園料は大人300円・小人100円、定休日は水曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月30日~1月3日)です。
アクセスは京王線百草園駅から徒歩10分ほどですが、かなり急な上り坂があります。駐車場はないので、タクシー乗り場のある隣駅の聖蹟桜ヶ丘駅や高幡不動駅からタクシーに乗るのもいいです。
入口付近
駅からきつい上り坂を上ってやっと到着する入口も、上り階段です。
入ってすぐ左手側のあずまや近辺。冬や早春にはウメやソシンロウバイが咲いてますが、この時期は花は少ないですね。
ヒガンバナ。先週台風が2つも来たせいか、見頃は過ぎていました。
ベンチ近くのヒガンバナ。
ヒガンバナは園内のいろんなところで咲いていましたが、すごいたくさんというわけではないので、ヒガンバナ目当ての方は隣駅の高幡不動尊の方が満足度が高いと思います。
フヨウ。
ムクゲ。
ハナザクロの実。
キノコ。
右手側で咲いていたツツジ。
ヒメキンミズヒキかな。
松連庵付近
階段を上っていくと開けた場所に出て、大きなウメの木「寿昌梅」が目の前に現れます。
寿昌梅の後ろにある茅葺屋根の松連庵。
中では竹あかりが飾られてました。
例年通りなら紅葉の時期にライトアップイベントがありますが、2年続けて中止なので今年はどうなりますかね。
縁側。座敷は貸室になっているので入れませんが、縁側は自由に座れます。
座布団の上で一休みするのもいいですね。
松連庵の右側には鉢植えが並んでいました。
奥の棚はアジサイが多くて咲いていませんでしたが、手前の鉢植えは見頃の植物がいくつか。
咲き始めのホトトギス。
ホオズキの実。
さらに右側には歌人の若山牧水の歌が彫られた歌碑があります。牧水は本園をしばしば訪れていたそうです。
少しアップ。
歌碑の後ろで実っていたクサギの実。
松連庵の左側。ここら辺が一番日本庭園らしいです。
ハギ。
ガマズミの実。
茶室の三檪庵。こちらも貸室となっています。
見晴台付近
園内の奥にある見晴台まで上っていきます。
ヤブラン。
シュウカイドウ。
松尾芭蕉の句碑。
百草園が開園する前はこの場所に松連寺というお寺があり、「月見塚」という芭蕉碑もあったそうなんですが、明治初めには廃寺しており月見塚もなくなってしまいました。
この句碑は明治24年に本園開園に向けて「華見塚」と称して作られたみたいです。
こちらも芭蕉の句碑。
奥に進んで見晴台からの景色、うっすら東京スカイツリーが見えます。別の方角では天気次第で富士山も見えるのですが、この日は見えませんでした。
見晴台そばの木。複雑に伸びる根に株立ちの大きな木です。
特にこの木には解説板などはないんですが、どんな歴史を歩んできたんでしょうか。
見晴台付近はちょっとした山登り気分も味わえます。
ただこの日は晴れていましたが、見晴台付近は足元は少し湿り気が残っていて、足を滑らせないように気を付けたほうが良いですね。
京王百草園の記事はこちら。
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