6月の赤塚植物園(板橋区)に行ってきました
三重県に同名の株式会社があるみたいですが、私が行ったのは1981年に開園した、板橋区立の公園です。
開園時間は9時から16時30分(12月は16時00分まで)。入園料は無料。休園日は年末年始の12月29日から1月3日です。
アクセスは近い電車の駅から徒歩だと、成増駅や下赤塚駅は18分ほど。他にも周辺にはいくつか駅があり、バスも利用するとかなり選択肢は多そうです。
園内は本園、万葉・薬用園、農業園の3つのエリアに分かれていますが、今回農業園の存在に気付かなかったので、本園と万葉・薬用園を紹介しますね。
本園
園内は様々なエリアに区分けされていて、結構な種類の植物が植えられていました。
正面入口。
正門入口を入ってすぐにあるウェルカムセンター。
園の案内や情報発信をしてる施設です。休館日は園と同じ年末年始に加え、毎週月曜日、第1・3・5火曜日(祝日の場合は直後の平日)です。
この日は月曜日だったのでお休みでした。残念。
ウェルカムセンター前のエントランスの花壇。
まだ苗を植えつけたばかりですが、ジニアをメインして少し観賞用トウガラシが植えられてます。
入口近くで咲いてたシモツケ。
スイレン。花が完全に開いたものは見られませんでしたが、葉が斑入りで涼しげです。
バラ園のバラ「カクテル」。
同じくバラ、おそらく「クイーンエリザベス」。バラは見頃の時期ではありませんでしたが、少し咲いてましたね。
バラ園にはヘメロカリスや、
日本庭園の一角。
日本庭園のアジサイ「小甘茶」。甘茶の原料です。
アジサイ。
園路の1つ、四季の道。
万葉・薬用園
日本に昔からある植物、日本の文化と深い関係の植物が集められてます。
本園とは狭い道路を挟んだ先にある入口。
小さな池の上に架けられた橋。
池やその周囲には青いハナショウブ、
白いハナショウブ、
イヌヌマトラノオ。
クリヌムなどが咲いてました。
花房の大きなアジサイ。
ホタルブクロ。
三大香木のクチナシ。写真を撮ってるときも甘い香りがしました。
八重咲きのドクダミ。
昆虫写真
本園にはニホンミツバチの巣がありました。周囲には巣があることを伝える張り紙などが多数貼ってあるので、気付かず近づくことはなさそう。
それに巣を守るように透明な波板が置かれています。
最近YouTubeで養蜂家さんの動画をよく見てるんですが可愛らしいですね。
サルビアに来てたハチ。
小さなカマキリ。
感想
敷地面積の割に植えられている植物の種類は多く、いつ来ても何かしらは見るもののある植物園だと思います。
名札もしっかりついているので、植物の名前に詳しくない人にも優しいです。
反面、飛び抜けた要素、ここでなければって要素が薄くて、器用貧乏とでも言いましょうか。
また本園の園内マップは、おそらく正門入口にしかないっぽいのが残念ですね。本園は細かくエリア分けされているし、園路も曲がりくねった場所が多いので、どこに何があるのかが分かりにくかったです。