渋谷区ふれあい植物センターに行ってきました
9月11日に渋谷区にある渋谷区ふれあい植物センターに行ってきました。
日本で一番小さい植物園と知られる同園には7年ほど前に行ったことがあるんですが、今年12月28日から長期休園に入り、再開後は野菜の栽培やレストランの施設に変わるそうで、植物園としての営業は年内で終わってしまうので見納めに行ってきました。
アクセスはJR渋谷駅東口より徒歩12分、新南口より徒歩5分、東京メトロ渋谷駅16番出口より徒歩10分、
開園時間は10時から18時(入場は17時30分まで)、休園日は月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)、入園料は100円です。
http://botanical-fureai.com/index.html
9月12日現在、上記公式HPのTOPページが表示できない不具合が発生しているそうです。ですがTOPページ以外は表示されるので、最新情報のページのリンクも貼っておきます。
渋谷区ふれあい植物センター(最新情報のページ)
渋谷区ふれあい植物センター硬式 (@fureai_garden) | Twitter
渋谷区ふれあい植物センター 軟式 スタッフ宮 (@fureai_miya) | Twitter
渋谷区ふれあい植物センター(@fureai_botanical_garden) • Instagram写真と動画
写真はだいたい順路順に紹介。
外観
外観。建物の周囲でも色々と植物が栽培されています。
モモイロバナナ。手前より奥の実の方がいい形してる。
1階グリーンガーデン(温室)
受付を過ぎて最初に目に入ったのがこのアクアテラリウムの水槽。ちゃんと手入れがされてますね。水中にはゴールデンアカヒレが泳いでました。
隣の水槽には鍋島松濤公園で捕獲されたワニガメがいました。甲長約30cm。カメラを向けてもまったく動きません。
水槽の奥に行くと温室の全体が見えます。天井が吹き抜けとなっているので、広い温室ではないのですが解放感があります。
アナナス。多分シマサンゴアナナス。色んなアナナスが密に植えられているので、名札と植えられた株のペアがちょっと分かりにくいです。
バンダ。
席を囲むようにある石組みの中は小川のように水が流れていて、せせらぎも楽しめます。
ラフレシアの花の模型。
ハイビスカス「フラミンゴ」。
多分レッグスベゴニアかな。
アンスリウム・バラオナム。原種のアンスリウムらしいですが巨大な葉ですね。
階段を上って2階へ。
2階学習エリア
2階から1階を眺めます。
ハンギングで育てられてる植物。ちょっと名前は分かりません。
多肉植物などの展示。
壁面には生物多様性などについての解説、下の机の上では「大地讃頌~土~」と題して、日本の各地や海外の土や砂がプラカップに詰められて展示されていました。
カップを持ち上げると意外に重い砂とかあって少し驚きます。
企画展示ホールでは9月7日から10月3日まで路上園芸学会との企画展示「渋谷路上園芸散歩ーこれであなたも路上観賞家」が開催されてます。
路上園芸学会 | Ayako Murata (@botaworks) | Twitter
ちなみに路上園芸学会さんの本は私も持ってます。
かなり散ってますがサンセベリアに花が咲いてます。
左がわくわく展示・イベントコーナーで草木染のストールなどが展示されていて、右が図書コーナーの入り口です。
図書コーナー。スペースは小さめですが図書は充実してます。
映像コーナー。
園芸実習室。この日は特に実習はやっていませんね。
謎ポスター。以前の企画展示で使われてものではないかと思います。
同じようなポスターが5~6枚貼られてました。
3階グリーンホール・ハーブガーデン
2階から3階へは味気ない普通の階段を上りました。
グリーンホールでは昆虫標本が展示中でした。絵が可愛い。
ずらり。9割以上はチョウの標本でした。
下の表記から検索するにベニモンシロチョウ?展示の中ではこの種が一番好き。
ガラス越しも相まって写真では伝えにくい輝きのミヤマカラスアゲハ。
一番ギラギラしてた。ネスティラモルフォでしょうか。
標本以外にも、Twitterで注目を集めたドラゴンフルーツの蕾を分解してみたという、職員さんによる自由研究の展示もありました。
【ヤバい】ドラゴンフルーツの蕾入手して、思いつきで、花弁とかどれ位あるんだろー、並べてみっかって始めてみたんですけど、これ、、、手を出しちゃいけないヤツだったわ。ヤバいわ。ここから先どうすんねん。なんでこんなモンに手を出しちまったんだよぉぉぉ!こんな事になるはずじゃなかったんだ! pic.twitter.com/d9qN570slv
— 渋谷区ふれあい植物センター 軟式 スタッフ宮 (@fureai_miya) 2021年8月28日
リプライに続きがあります。
「己の好奇心に殺された」植物園の中の人がドラゴンフルーツの蕾を分解しようとしてひどい目にあってしまう - トゥギャッチ
ツイートをまとめたページ。
その他グリーンホールの一角は、2階の企画展示のワークショップもやっていて、ハンコを使ったティーマット作りが体験出来ます。
小さなテラスはハーブガーデンとなっています。葉を撫でて香りを楽しませてもらいました。
園内を見終わった後はエレベーターで1階まで下りて帰りました。多分エレベーターで上ることも出来るので、階段が大変な方は上りでも利用するといいと思います。
私はブログのために写真を撮ったりと、かなりゆっくり見て回って50分くらい滞在しましたが、じっくり見て回るにしても30分もあれば十分かもしれません。
サクサク見て回る人だともっと短いかも知れません。
またHPによれば10月1日は「平和・国際都市 渋谷の日」として無料開放だそうです。
ただ密を避けるのと入園料100円である事を考えれば、別に無料の日に行かなくてもいいのではないかと思います。
余談ですが、NHKで2014年から放送され第3シーズンまで作られた『植物男子ベランダー』という番組があり、その番組内のミニコーナー『多肉 愛の劇場』のロケ現場がここなんですよね。
同番組はシーズン1しか見てないんですが、この『多肉 愛の劇場』がめちゃくちゃ面白くて。
多肉植物(本物)に入野自由さんや緑川光さんなどの声優さん達がアテレコしてる、ドロドロのメロドラマという凡人には作れない内容で、このコーナーだけまとめて再放送とかしてくれないかなあNHK。
フォトライフでも写真をまとめています。