2月の殿ヶ谷戸庭園で初心者向けコケリウム作りに参加してきました
この日は初心者向けコケリウム作りというイベントが開催されてたので参加してきましたよ。
また土日はボランティアによる庭園ガイドもあるので、コケリウム作りの後から途中参加しました。花の少ない季節なんかはガイドがあると嬉しいのよね。
殿ヶ谷戸庭園 (@TonogayatoTeien) | Twitter
国分寺駅から歩いてすぐ、開園時間は9時から17時、
入園料は一般150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料の都立庭園です。
次郎弁天池と紅葉亭
高いところから次郎弁天池を見下ろします。カエデなどは葉を落としていて、今の季節はとても明るいです。
逆に池の方から見上げてみると、紅葉亭が見えます。
紅葉亭。池や庭園内を見渡すように高い位置に建てられた茶室です。
2月5日から11日まで、紅葉亭ではコケにまつわるパネルによる解説が展示されてます。
またパネルの展示に伴い、普段は閉められているシャッターが開いているので、室内まで見られます。
殿ヶ谷戸庭園は何回も来たことあるけど、紅葉亭の部屋の中は初めて見たよ。
柱の多い紅葉亭の、柱の間から切り取って観る景色。
別の方角。
資料室
殿ヶ谷戸庭園は元は三菱財閥の岩崎家の別邸だったそうですが、この資料室は食堂として使われていたみたいです。
殿ヶ谷戸庭園の歴史などが解説されてます。というか、展示室自体が古い建物なので資料そのもの。
展示室の窓からは霜除けが見えます。
使われていない暖炉の前には花が飾られてます。
園内の様子
券売所で訊いたのですが、今年はまだシモバシラの氷華は出来てないそうです。
運が良ければ見れるかなと早い時間に行ったけど残念。
手前の小さいのマツが「多行松」。影も面白い。
ウメは咲き始め。
ウメジロー。
ツグミ。
次郎弁天池のニシキゴイ。
野良にゃんこ。
足元で茂ってたけど何かしら。針葉樹の葉っぱと似てるけど。
後述のコケリウム作りでは、コケの解説も色々あったんですが、殿ヶ谷戸庭園にも40種くらいのコケが生えてるそうです。そんなに。
多分モッコクの芽。
初心者向けコケリウム作り
コケリウム作りは1日に3回、各回定員15人、先着順で開催されました。
必要な材料などは園の方で用意してくれて、参加費はなんと無料(入園料別)。園の職員の方が作り方を教えてくれました。
開催場所は蔵の2階。通常は非公開の蔵ですが、こういうイベントなどで割と中に入れる機会があります。
すでに道具も用意されてます。ストーブもついてて少し暖かいです。
壁際の机には使用するコケや土が並んでました。順番にバイキングのように取っていきます。今回は6種類くらいのコケが用意されていて、好きなものを選べました。
完成品。飾りのカエルは持参したガチャポンの景品です。
選んだコケはハイゴケ、コツボゴケ、タチクラマゴケ(シダ植物)の3種です。
蒸発した水がガラス面で結露になって下に落ち、また蒸発してとサイクルになってるみたいですね。撮影のために、結露は少し拭きました。
コケリウムは初めて作ったのですが、とても簡単で楽しかったです。
せめて材料費ぐらいお金をとってもいいんじゃないかと思ったんですが、終了後に都立公園サポーター基金への募金もちょっとだけ呼びかけてたので、気持ち程度に募金箱へ入れてきました。
同園ではコケリウム作りは初開催だったようで、参加希望者も多く定員オーバーで参加出来なかった方もいたようです。
私自身、10時30分からの1回目に参加したんですが、9時30分くらいに行って渡された整理番号が14番、ギリギリでした。なかには開園時間の9時より前から並んでた方もいたそうです。
定員が少ないのは、用意している容器の数に限りがあることが理由のようで、受付で説明を聞いて、どこか近くで容器を買ってきて参加したっぽい方も数名いました。
ただ蔵自体のスペースの関係もあるから、そこまでたくさん定員を増やすのは難しそうですね。
あと整理券の配布が10時からで、それまでサービスセンター前の長椅子に座って待たされたのがちょっとねえ。もう少し早く配布は出来なかったのかなって思います。
殿ヶ谷戸庭園の記事はこちら。
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