第24回雪割草全国大会に行ってきました
2月24日に台東区にある上野グリーンクラブで開催されていた、第24回雪割草全国大会に行ってきました。
第24回雪割草全国大会は2月23・24日に日本雪割草協会主催で開催されました。入場料は無料。
会場の上野グリーンクラブは上野恩賜公園のすぐそばにある施設で、最寄駅は東京メトロの根津駅のようですが、私は御徒町駅から不忍池を周るように歩いて行きました。上野駅から公園を突っ切るように歩いても行けます。
私も家の狭いスペースで花を育てているのですが、どうしても冬は花が少なくなりやすく、
同時に春から秋は屋外で育ててる洋ランも室内に取り入れて少しスペースが空くので、冬にそのスペースで咲く花を育てられないかなと考えてまして。
それでユキワリソウが良いんじゃないかと思い至ったところ、このイベントを知ったので足を運ぶことにしました。
会場の上野グリーンクラブでは、3階でユキワリソウの展示。1階2階が販売エリアとなっていました。
というわけで3階で出品されていたユキワリソウたちの写真を撮りましたよ。
千重咲「紫海月」。
ベルベットのような深みのある紫。会場にあったユキワリソウの中で1番好きな発色。
ユキワリソウはとても青の発色がとても綺麗なものが多いですね。
千重咲「幽愁」。
青、白、緑。1つの花に3色も。
千重咲「無銘」。
遠目で見ると白と緑かなと思いきや、青い斑が散らされてました。
標準花「赤」。
少なかったハッキリした赤色。あとオシャレな鉢。
標準花「月輪」。
これも少ない黄色。種が違うのかな?
標準花「柿4」。
このコーラルピンク?も少なかった。
二段咲「無銘」。
咲き方だと私はこの二段咲が特に好み。
千重咲「北見桜」。
名前にもついてるように八重桜っぽい。
日輪咲「無銘」。
花が横向きだとクリスマスローズにも少し似てる。
標準花「深山紫」。
横から見ると一重咲きのアネモネっぽい。
実生新花変化咲「無銘」。
二段咲「宇宙(そら)」。
ストライプ模様が、昔育ててたセントポーリアを思い出す。
また賞を取ったものには、ユキワリソウが描かれた皿や壺も添えられてるようでした。
珍品「福王」。
手前の開きかけの花とか、色も含めてシュンランっぽい。
千重咲「聖雲」。
日本雪割草大賞と書いてあるから、この株が今年の1番なのかな(会場で聞け)。
二段咲「紫錦」。
三段咲「花の里」。
標準花(ナデシコ咲)「流星(りゅうせい)」。
唐子咲 「霧笛(むてき)」。
妖精咲「宴の里」。
寄せ植えも少しありました。
見てて思ったのは、花形や色の幅が広い!もうちょっとユキワリソウに関する知識をつけてから見ればよかったなー。
ユキワリソウの魅力の表層しか分からなかった気がします。本でも読んで勉強しよ。
そして私が販売エリアで買ったユキワリソウです。
イベント終了間際だったからか、オマケで1株つけてくれました。
日当たりが弱かったせいか開きかけです(友情出演:鉢植えのウメ)。
安いものは終了間際の値下げもあって3株1000円、高いものは万札が何枚か飛んでいくような価格。
ただ素人目に見ても、花形の複雑なものや色の綺麗なものほど、やっぱり高いようですね。
余談となりますが、
このイベントを見たあとは、バスに乗って墨田区の東京スカイツリーにほど近い場所にある、たばこと塩の博物館に寄りました。同館では1月31日から3月10日まで「江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-」を開催しています。
入館料100円なのに見ごたえありますよ。園芸好きな方にはおすすめです。
それとこの前日には、渋谷区にある太田記念美術館にも行って「小原古邨」も観ました。こちらは2月10日から3月24日まで。
木版画の絵師さんなのですが、とても柔らかなタッチの鳥や花の絵が見れました。
小原古邨 | 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art
他年度の雪割草全国大会の記事はこちら。
上野グリーンクラブの記事はこちら。