三が日の小石川後楽園に行ってきました
1月3日に文京区にある小石川後楽園へ行ってきました。
毎年1月2日と3日は、都立庭園や神代植物公園などではお正月らしいイベントを色々開催しているので、今年は小石川後楽園に行ってきました。
2017年には神代植物公園に三味線の演奏を聴きに行ったのですが、あれも良かったですよ。
入園料は、一般300円、65歳以上150円。
小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料です。その他割引などは公式HPで確認してください。
最寄り駅は、色々あるようなのでこちらも公式HPなどで確認を。
小石川後楽園 (@KorakuenGarden) | Twitter
入口には門松が飾られていました。
鏡餅も。
小石川後楽園で行われていたイベントの1つが「里神楽」。舞台では笛と太鼓の音に合わせて舞う、獅子舞と大黒天さまがいました。お客さんもすごいたくさん集まってました。家族連れが多かったかな。
獅子舞は動いているときは荒々しいけれど、じっと縮こまってると犬みたいで可愛い。
みかんを食って、器用に皮だけ吐き出したりと愛嬌もありました。
大黒天さまは小袋や小槌の中から、上手い棒らしきお菓子や飴を取り出して、観客に向かって投げ配ってました。サンタかな。
終盤には二人とも舞台から降りてきて、獅子舞は観客の頭を噛んで回ってました。みんなニッコリ。私もニッコリ。
正直このイベント、あんまり期待してなかったのですが、結構面白かったです。
他にも懐かしい正月遊びとして、コマ回しや羽根つきや輪投げなどが用意してあって、子供や童心に帰った大人達が遊んでいました。
私はそちらは遠目で見るだけにして、ボランティアさんによる庭園ガイドツアーに参加しました。
花の少ない時期ですが、1時間かけて園内の建造物の歴史とかいろいろ解説してもらえて、なかなかに勉強になり、こちらも楽しかったですよ。
正月以外にもガイドツアーは、やってる時はやってると思うので、是非オススメです。
それでは園内の写真を。ガイドが終わってから撮ったものが多く、15時過ぎてて、ちょっと陽の光が弱かったのが残念。
池の中にある蓬莱島。この写真だと分からないですけど、赤い祠があります。昔は船で上陸してお参りしたとか。
渡月橋。本物は京都にあります。1年半前に実物を見に行ったけど大分違う気がします。
これは先の写真の奥に映る赤い橋「通天橋」から見る大堰川。
比較に2015年7月に撮った大堰川です。通天橋ではなく、川の上の飛び石から撮った写真ですが。季節によって景色がかなり変わりますね。
旧芝離宮恩賜庭園にもあった西湖の堤。あっちとはだいぶ違う。ちなみに本物は中国にあります。
秋の旧芝離宮恩賜庭園のライトアップを見に行ってきました - 土曜夜に花探し
これは2015年7月の西湖の堤。
関東大震災で焼失した、清水観音堂跡を下から。本来は右上の柵の奥にお堂があり、手前の岩場に足場が組まれ、その上にせり出すように清水の舞台があったそうです。
円月橋。名前の由来は説明しなくてもよさそう。
九八屋。
小石川後楽園のシンボルツリー、一つ松。
東門の側にある中庭。現在の出入り口の西門からすると奥にありますが、もともとはこちら側が入口だったそうです。
ツバキ「有明椿」。
ツバキ。
サザンカ。
ウメはほとんどつぼみでしたが、1輪咲いてるのを見つけました。
ソシンロウバイは咲き始めていました。
ツワブキの綿毛。
木の間に生えるマンリョウ。
季節外れなユリ。
寒そうに見えるカモたち。
あんまりにも体が冷えたので、途中売店で甘酒を買いました。
もう少しすれば、ウメの花が咲き、次はシダレザクラ。回遊式庭園なので、池に映る四季の変化を確かめてみたくなる庭園でした。
小石川後楽園の記事はこちら。
フォトライフでも写真をまとめています。
三が日の都立庭園の記事はこちら。