東京都庭園美術館の『建物公開2022 アール・デコの貴重書』に行ってきました
同館は昭和8年(1933年)に朝香宮邸として建てられた、アール・デコ様式の洋館を活用した美術館です。
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同館では4月23日から6月12日まで『建物公開2022 アール・デコの貴重書』を開催中。
毎年春に行われている建物公開は、本館(旧朝香宮邸)の建築としての魅力を堪能するためのイベントで、
普段は閉められているのカーテンが開けられ、本館内での写真撮影も出来ます。
東京都庭園美術館|建物公開2022 アール・デコの貴重書|2022年4月23日(土)〜6月12日(日)
開館時間は10時から18時(入館は17時30分まで)。休館日は毎週月曜日。観覧料は一般は1000円です。
写真もちょっと撮ってきましたが、正直私のブログを見るより公式YouTubeチャンネルで公開されている、ギャラリートークを見るほうが圧倒的にオススメです。
入り口の看板。写真は展示順に紹介していきます。
本館(旧朝香宮邸)正面。
『三羽揃いのペリカン(ペンギン)』
ロイヤル・コペンハーゲン(窯) 磁器1902年頃
次室の香水塔。
屋内用の噴水で、上部の照明部分に香水を施し、熱で香りを漂わせたことから香水塔と呼ばれるようになったそうです。
大食堂。
大食堂の暖炉。
ラジエーターカバーの装飾金物。館内には他にも様々なデザインのものがありました。
若宮居間のペンダント照明。
『日本出品者のための手引き:1925年パリ現代装飾美術・産業美術国際博覧会』
日本産業協会 編
東京、日本産業協会 1925年
オシャレな表紙。
『現代装飾美術・産業美術国際博覧会における日本セクション展示目録』
日本セクション統括 編
パリ、ブロンデル・ラ・ルージュリー 1925年
書斎。
第一浴室。
『ガゼット・デュ・ボントン(上品で美しい雑誌)1924-1925年』
リュシアン・ヴォージェル 編
パリ、リュシアン・ヴォージェル 1924-1925年
今でいうファション誌でしょうか。
ベランダ。
『おもちゃ箱』
アンドレ・エレ 著、クロード・ドビュッシー 作曲
パリ、エディション・デュラン 1913年
アンドレ・エレはアール・デコ期に人気を博した絵本作家、イラストレーター。
『ラ・フォンテーヌの寓話』
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ 著、アンドレ・エレ 絵
ベルジェ=ルヴロー 1946年
可愛らしい絵ですね。
館内は撮影可能なものの、天井も高く広い部屋を上手く撮るのはなかなか難しい。何より他にも観覧してる人がいるので、写り込みを避けつつ部屋を広く写すのはかなり至難ですね。
公式のギャラリートークで十分だなと早々に思ったので、撮影は気持ち控えめにしました。次は庭園の紹介です。
庭園入り口にたくさん植えられたキミガヨラン。ちょうど開花期でした。
芝庭。
芝庭奥のカルミア。
日本庭園。
日本庭園。茶室は臨時メンテナンスのため公開休止中でした。
庭園に関しても昨秋来たときとにたくさん写真を撮ったので控えめに。
午前中に行ったこともあって、家に帰るには時間に余裕があったので、この後さらに目黒区の駒場公園内にある旧前田家本邸にも行ってきました。
東京都庭園美術館の記事はこちら。
フォトライフでも写真をまとめています。