12月の蘆花恒春園に行ってきました
12月14日に世田谷区にある蘆花恒春園に初めて行ってきました。
蘆花恒春園は、明治・大正の文豪、徳冨蘆花が暮らした家やお庭が残る公園です。
蘆花の没後、愛子夫人により東京市に寄贈され、その後公園として整備されました。
同園は蘆花や愛子夫人が暮らした家や庭の残る「恒春園区域」と、遊具やドッグランなどもある「開放公園区域」の2つに分かれます。面積は後者の方が広いかな。
アクセスは芦花公園駅を始め、近くに駅が多数あるようですね。私は千歳烏山駅から歩いて行きました。入園料は無料です。
都立蘆花恒春園 (@ParksRoka) | Twitter
ちなみに私は徳冨蘆花のことはあまり知らないのですよね。大河ドラマの「八重の桜」に確か出てたなあというくらいの知識です。
番組後のミニコーナーでこの公園を紹介してて、それでいつか行ってみたいなあ思ってたんだと思います。
恒春園区域
最初に目につくのが蘆花が植えたというモウソウチクの竹林。
カエデとのコントラスト。
多くの木が落葉した冬の時期、鮮やかな緑色がとても綺麗です。
ウバユリ。
竹林や雑木林に囲まれるようにある旧宅。この写真だと小さく見えるかもしれませんが、何度か増築された、廊下の多い広いお家でした。
茅葺屋根。旧宅の中は、写真撮影はダメですが見学はできますよ。
センリョウ。
大きな株立ちのサルスベリ。夏の花の時期に見たい。
この他にも恒春園区域には「蘆花記念館」もあり徳冨蘆花にまつわる展示が見れます。木造の古い旧宅と違って、暖房が効いてて暖かかったです(笑)。
記念館では歴史秘話ヒストリアの新島八重の回も流してて、私あの回がすごく好きなんですよ。まさかここでまた見れるとは。
開放公園区域
こちらはドッグランや保育園、遊具もありとても広々とした印象です。
犬連れの方や子供達、運動してる人などが多数いらっしゃいました。
サザンカ。
サクラ「ジュウガツザクラ」。
こんな感じで遊具も多数。
あと木が多いですね。落ち葉もたくさん。
イチョウ。
夕陽に照らされ、長く伸びた木の影が、縞模様みたいに。
謎の自撮り(影)。
個人的にはすごく落ち着く公園でした。風が冷たくなければベンチとかに座って、のんびり本読みたいなーって。
他に解放公園区域には「花の丘」という地区もあるのですが、2年前に土壌から汚染物質が発見されたとのことで、閉鎖されていました。
来年のサクラの時期に開放することを目指して、対策工事や手続きをしてるそうです。花の丘も早く見てみたいな。
本記事以外の蘆花恒春園の記事はこちら。