熱帯環境植物館に行ってきました その1(ミニ水族館)
8月4日に板橋区の熱帯環境植物館に行ってきました。
同館は清掃工場の余熱を利用した、ミニ水族館と温室がセットになった施設です。
ミニ水族館と温室では両方とも、東南アジアの環境を再現したり、生き物の展示をしています。
入館料は大人260円、小学生・中学生は130円、65歳以上は130円、未就学児は無料。
ですが、7月21日から8月31日までは小中学生の入館料が無料です。
営業時間は10時から18時(入館は17時30分まで)。
休館日は月曜日(祝日・休日の場合は翌日)と年末年始です。
アクセスは電車の場合、高島平駅東口より徒歩約7分です。
また、7月12日から8月28日までは夏休み特別展~熱帯の昆虫と食虫植物~を開催中。
珍しいクワガタやカブトムシの生体や標本、チョウの標本、食虫植物の展示が行われています。
たくさん写真を撮ったので順路順に紹介し、記事を3つに分けています。
その2とその3はこちら。
入口
植物が並んでる中に、本日小中学生無料と描かれた旗が立ってます。
受付を済ませると、オオダルマインコのダルちゃんがお出迎え。
フラッシュは焚いてなかったんですけど、デジカメってピント合わせの時に赤い光とか出るのあるじゃないですか。それで驚かせてしまったようです。申し訳ない。
ミニ水族館
東南アジアを中心とした海水・汽水・淡水の生き物を、約150種2500匹展示しています。
それほど広くはないんですが、全体を写すのもちょっと難しいですね。
魚類
ファンの多いカクレクマノミ。
メガネモチノウオ、別名ナポレオンフィッシュ。正解最大のベラの仲間だそうです。
ニシキアナゴとチンアナゴ。
ニシキテグリ。
円柱形の水槽を泳ぐヒメツバメウオ。汽水域の魚だそうです。
スポッテッドナイフフィッシュ。アロワナに近い魚です。
パオ・スバッティ、淡水のフグ。4年前に来たときより大きくなってるような気がする。同一個体でしょうか。
爬虫類
インドシナウォータードラゴンのグリちゃん。2021年の3月に来て、12月に公募で名前が決まりました。
トッケイヤモリ。学名はGekko gecko、英名はTokay Geckoというそうですが、鳴き声が「トッケイ」や「ゲッコウ」と聞こえることが由来だそうです。にしてもすごい色。
テングヘビ。顔先に天狗にみえるツノがあります。
ジーベンロックナガクビガメのロッキー。
首が長い。
潮間帯植生の水中観察コーナー
ミニ水族館から温室への扉を開くと、目の前に広がる大きな展示です。場所的には温室ですが、展示内容的にはミニ水族館に属しますね。
マングローブの汽水域の魚たち(カメもいる)がたくさん泳いでます。
写真中央奥でそっぽを向いてるエイが、本館最大の目玉と言える生物、世界最大の淡水エイ、ヒマンチュラ・チャオプラヤです。日本の水族館で見られるのはここだけ、愛称はチャオちゃん。
この日は14時から公開エサやりのイベントもやってたようです。チャオちゃんについてはこのブログの過去記事でも紹介してますが、公式YouTubeの動画のほうがおススメですね。
世界最大の淡水エイ!「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」のチャオちゃんをご紹介! - YouTube
館内の複数個所では、チャオちゃん1匹分のソーシャルディスタンスを呼び掛けるポスターが貼られていました。とっても可愛くてすごく分かりにくい(笑)。
水中展示の向かいの水槽にいたニシキマゲクビガメ。ミニ水族館では場所がなかったのかな。
余談ですが本館は、2018年9月に閉館した東京タワー水族館の、生体の引き受け先の一つでもあります。
板橋区立 熱帯環境植物館に行ってきました | 旧東京タワー水族館 ブログ
どの個体が東京タワーから来たのかは私には見分けられませんが、ちょっと懐かしいですね。
続きの記事はこちら。
熱帯環境植物館に行ってきました その2(温室・冷室) - 週末花探し
熱帯環境植物館に行ってきました その3(回廊・企画展示室) - 週末花探し
熱帯環境植物館の記事はこちら。
フォトライフでも写真をまとめています。