週末花探し

東京都を中心に花を見に出かけた記録。土曜日か日曜日の夜に週一更新。たまに読書感想文。

京友禅の扇子

暑い日が続きますね。

こんなに暑いと公園とかに行くのも億劫でネタ切れなので、2017年6月に行った夜行バス0泊2日の京都旅行で作った京友禅の扇子を紹介。

製作途中の写真は撮っていないので、写真は完成品のみです。

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この旅行ではお寺とかの庭園を見て回っていて、その写真は別記事で紹介してるので、興味がありましたらこちらをどうぞ。

nakanohitsuji.hatenablog.com

 

京友禅の扇子作りの体験をさせていただいた施設が丸益西村屋さん。株式会社はてなの京都オフィス(本社)から徒歩10分ほどの場所にあります。

京都で京友禅体験、和雑貨ショップ・通販 | 京町家の丸益西村屋

 

これまでずーっと扇子が欲しいと思っていたものの、なかなか気に入るものが見つからず、気づけば夏も終わっていたということを何年も繰り返していたんですが、ふと気付いたんですよね、気に入るものがないなら作ればいい。

さっそく扇子作り体験の出来る施設を探して見つけたのが丸益西村屋さん。ここだっ!と思ったので、京都旅行の計画が立ち上がったのでした。

 

体験した技法は、型紙とハケを用いる摺込友禅というもの。型紙を使うので絵が下手な人でも安心です。

作れるものは扇子以外にも色々あり、扇子は生地を染めた後に仕立ての工程がある為、完成品は後日郵送になりますが、作るものによっては持ち帰りも可能でした。

 

今回の旅行は苔に竹に青紅葉と見て回る計画だったので、それをイメージして緑色の生地に竹と、コイの型紙が無かったので妥協してキンギョをあしらいました。

当初は旅行の後半の夕方に体験するつもりでしたが、午前中の方が空いてるとのことで朝早くに体験したので、こんな景色みたいな―というのを想像しながら染めていました。

 

朝イチだったので私以外の体験者は2人しかおらず気楽に出来ました。体験者が少ないと質問もしやすくてありがたいですね。

これが当初の予定通り夕方だと、修学旅行などの団体客に混じって作成だったのかもしれません。

 

作った扇子は今でもお気に入りです。カバンにそのまま投げ込むような雑な扱いをしていますが、お気に入りのものを使うというのは、気分が良いですね。

『兄の名は、ジェシカ』ジョン・ボイン 感想

兄の名は、ジェシ

著者:ジョン・ボイン

訳者:原田勝

本の内容

4歳年上のジェイソンは、サムの自慢の兄。おだやかでやさしくて、忙しい両親にかわって、小さいときからサムの面倒をよくみてくれた。サッカー部のキャプテンで、学校ではみんなの人気者。だけどこのごろ、少し様子が変わったみたいだ。

ジェイソンはある日、自分はトランスジェンダーであり、男であることが耐えられない、と家族の前で告白する。大好きな兄の変化にサムはとまどい、閣僚の母親、その秘書を務める父親はうろたえる。おりしも現首相が退任し、サムの母親は有力な次期首相候補になるはずだったが、ジェイソンのことがマスコミに取り上げられるようになり……。

生物学的な性、社会的な性、そして本人が自覚する性の問題を、家族4人の立場から、わかりやすく、誠実に、時にコミカルに描く。

『縞模様のパジャマの少年』のジョン・ボイン、最新刊!

 

本作を手に取った理由は、今年開催の『第67回青少年読書感想文全国コンクール』高等学校の部の課題図書に選ばれていたからです。

へー、こういう本も課題図書に選ばれるんだなーと興味を持って手に取りました。

 

以下感想、ネタバレありです。

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7月の小宮公園に行ってきました

7月20日に東京都八王子市にある小宮公園に行ってきました。

花畑もあれば雑木林もある贅沢な公園です。

小宮公園 | 個性が際立つ!多摩部の都立公園個性が際立つ!多摩部の都立公園

JR八王子駅から徒歩で23分(Googlemap調べ)、バスに乗って八王子郵便局前で降りれば徒歩10分。

そこそこ広い公園で、園内に高低差があり入り口も複数あるので、八王子駅方面から徒歩やバスで来る場合は、弁天池駐車場のそばの入り口から入るのが楽かなと思います。

八王子郵便局からサービスセンター前駐車場へのアクセス(pdf)(公式HP内へのリンクです)

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園内に入って最初に訪ねたのがサービスセンター(雑木林ホール)

公園の動植物の情報を集めるのはもちろんですが、公園にくるだけで汗だくなので、ひとまずここで涼みます。冷房ありがたい。

最初にサービスセンターに来るなら、センター近くの入り口から公園に入っても別にいいんですが、体感的に弁天池駐車場からの方が上り坂が楽な気がします。

公園は終日開園していますが、サービスセンターは8時45分から17時までの開館みたいですね。

涼みながら撮った、館内の展示を一部紹介。

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今の季節に見られる動植物のパネル展示。

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ヤマドリ(左)とキジ(右)の剥製。キジは数年前にこの公園で私も見ました。

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カラスに落とされたエナガの巣。

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センター内で飼育されてるクサガメの草之進。左足がセクシー。

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7月の石川東公園に行ってきました

7月16日に東京都八王子市にある石川東公園に行ってきました。

同園に来るのは4回目。ハスにスイレンアジサイと植えられてるのは確認してたので、6月下旬から7月上旬くらいに行けばまとめて楽しめるかなーと考えてたんですが、梅雨で天気が不安定で思ってたより行くのが遅れてしまいました。果たして遅れたのが吉と出るか凶と出るか。

石川東公園|八王子市公式ホームページ

公園へ行ってみよう! -八王子北部地区の公園情報や関連するイベントのご案内-(指定管理者)

同園までアクセスは、電車なら小宮駅から徒歩で約12分、北八王子駅から約17分(Googlemap調べ)。バスの場合は田島橋から徒歩10分ほどのようです。

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ハスの花は開花中。

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つぼみの上にはトンボが留まります。

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まだつぼみも多く、咲き始めで散った花もないみたいなので、しばらくは楽しめそうです。

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スイレンの池。水面を覆い尽くさんばかりに葉が茂っています。f:id:Nakano_Hitsuji:20210716120249j:plain

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昭和記念公園に第13回 草月会東京西支部 草月いけばな展を見に行ってきました

7月9日に東京都立川市昭島市にまたがる昭和記念公園に行ってきました。

国営昭和記念公園公式ホームページ

国営昭和記念公園 (@showakinenpark) | Twitter

同園の花みどり文化センターでは9日から11日の10時から17時まで、勅使河原茜 家元継承20周年記念 第13回草月会東京西支部 草月いけばな展「いまだからこそ⋯熱く!」を開催。

センターは無料エリアの施設なので、こちらのイベントも無料で見ることが出来ました。

草月会東京西支部 (@sogetsunishi) | Twitter

草月流Tokyo West(@sogetsutokyonishi) • Instagram写真と動画

いけばなはあまり詳しくありませんが、色んなイベントが中止されることが多い中、比較的手近な場所で、梅雨時に屋内開催だったので見に行ってきました。

 

約100点の展示作品の中から特に気になったものを写真に撮りましたが、主催者の草月会東京西部支部さんのInstagramにて、全作品の写真が公開されています。なので純粋に作品の写真を見たいかたは、このブログじゃなくて上記Instagramを見に行くのがオススメです。

あくまでこの記事は、いけばな素人の個人日記でございます。素人の適当な感想が入りますがご容赦ください。写真はほぼ展示順に貼ってます。

 

また今回は同展を見るために行ったので、公園の有料ゾーンには入っていません。雨も降ってたしね。 

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あけぼの口から入園。入ってすぐに同展のポスターが飾られています。

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会場となる花みどり文化センター。センター前の広場はシロツメクサ畑になってました。

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会場内、入ってすぐの辺り。窓が多く自然光を多く採り入れられる設計の、開放感のあるセンターです。

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入ってすぐ左手側にあった大作。作品の脇のプレートには花材と作者の名前が書かれてるんですが、本作は13名による作品のようです。ヨウシュヤマゴボウが使われていたのが印象的でした。

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季節がら七夕の短冊を思い浮かべました。キノコにダイコンにパイナップル。

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