鋸南町に日本水仙と頼朝桜(河津桜)を見に行ってきました
鋸南町はスイセン「日本水仙」の群生地で知られ、毎年水仙まつりが開催されています。今季のお祭りは12月7日から2月2日までです。
また早咲きのサクラとして知られる「河津桜」もたくさん植えられており、鋸南町では同町に昔、源頼朝が来たという歴史から「河津桜」のことを「頼朝桜」と愛称で呼び、町内各所に14000本も植えられています。
水仙まつりの終わった後、2月15日から3月8日までは頼朝桜まつりが開催されますよ。
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をくづれ水仙郷 & 佐久間ダム湖|南房総鋸南町 水仙と桜の名所
今年はスイセンの開花が遅れているのと、頼朝桜は逆に早まっているそうなので、両方楽しめたらいいなと思いながら行ってきました。
写真はほぼ撮影順にのせています。
道の駅とみうら 枇杷倶楽部
待ち合わせのため、最初に高速バスで訪れたのがこちら「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」。鋸南町に隣接する南房総市にある道の駅です。
今回はハイカーさん*1とそのご家族の方と一緒に見て回って行きました。ご厚意で車まで出してくださってとても感謝です。
道の駅とみうら 枇杷倶楽部 -千葉県南房総市- 房州びわを使った製品がいっぱい
過去に「道の駅グランプリ2000」で最優秀賞を受賞したこともある道の駅です。
ちょうどお昼時だったの最初にごはん。私が注文したのは「びわカレー」。南房総特産の房州びわが使われてます。
ちょっと甘みもある中辛で美味しかったです。お土産としてレトルトカレーも販売してます。しかしどこからスプーンを入れればいいのか悩んだぞ。
レストランからの眺めもとても美しいです。食べ終わったら花壇を軽く散策です。
ポピーって今の時期咲いてるものなの???
ここにいてるだけでも楽しめそうですが、今回の目的はあくまで鋸南町のスイセンなので長居はせずに退散。
続きを読む1月の新宿御苑に行ってきました その2(その他)
1月22日に新宿区と渋谷区にまたがる、新宿御苑に行ってきました。
新宿御苑 自然情報 (@SG_info_kyokai) | Twitter
新宿御苑 サービス施設 (@SG_service_kyo) | Twitter
たくさん写真を撮ったので記事を2つに分けています。
本記事その2では、屋外で咲いていた花と大温室のラン以外の植物を、
別記事その1では、大温室バックヤードツアーと大温室のランの写真をのせています。
屋外の植物
サクラ「寒桜」。よく咲いていて人も集まっていました。つぼみもまだあるのでしばらく楽しめそう。
スイセン「ペーパーホワイト」。見頃の白い花畑です。
サクラ「子福桜」。
サクラ「十月桜」。2種とも秋から春にかけて断続的に花を咲かせるサクラです。
春のサクラほどの豪華さはないですが、花の少ない季節に楽しませてくれます。
ロウバイ。
続きを読む1月の新宿御苑に行ってきました その1(大温室バックヤードツアーとラン)
1月22日に新宿区と渋谷区にまたがる、新宿御苑に行ってきました。
新宿御苑では1年を通していろんなイベントをやっていますが、今回は大温室バックヤードツアーに初めて参加してきました。参加費は無料でした(入園料は別)。
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御苑の休園日は毎週月曜日、入園料は一般500円、65歳以上250円、学生(高校生以上)250円、小人(中学生以下)無料です。
たくさん写真を撮ったので、記事を2つに分けてます。
本記事その1では、バックヤードツアーと大温室で展示されていたランの写真を、
別記事その2では、ラン以外の大温室の植物と、屋外のサクラやロウバイなどの写真をのせています。
大温室バックヤードツアー
大温室バックヤードツアーというのは、通常は非公開のバックヤード(栽培所)を見学出来るツアーです。
2018年の11月くらいから始まって、現在は月に1度のペースで開催されています。開催日は事前にホームページで告知されますよ。
こちらが栽培所。A~Kの11棟の管理棟があります。
御苑の大温室では約2700種の植物を栽培しているそうです。
そのうち約1200種はランの仲間で、1種あたり5~10株ほど栽培してるとのこと。
解説中の職員さん。この日は参加者が多かったので、ほぼ真横から撮影。
手に持っているのがランのアングレカム・セスキペダレ「Angcm. sesquipedale」。
ダーウィンのランとも呼ばれ、共進化を説明する際によく引き合いに出される植物です。
花の一部に細長い「距」と呼ばれる管があり、ダーウィンはそこにつまった蜜を吸う生き物がいるはずだと主張し、
ダーウィンの死後、主張通りとても長い口吻をもつスズメガの仲間が発見されました。
写真の株はまだつぼみですが、2018年の世界らん展で開花株が展示されていたので、興味のあるかたはそちらの記事をどうぞ。
世界らん展日本大賞2018に行ってきました その1 - 週末花探し
ブラソカトレア「Bc. Thorntonii Shinjuku」。
御苑では戦前からランの栽培や交配がおこなわれ、シンジュクの名を冠したランも多数生まれています。
こちらは日本で初めて作られたイチゴの品種「福羽苺」。福羽逸人さんが作出したから福羽苺。
「とちおとめ」や「あまおう」なども本種から品種改良されて生まれたそうです。
御苑のホームページにも詳しく書いていたので興味のある方はこちらを。
イチゴの祖先「フクバイチゴ」 : 新宿御苑 | 一般財団法人国民公園協会
食べてみたいなあ。
続きを読む『高慢と偏見とゾンビ』セス・グレアム=スミス 感想
原著者:ジェイン・オースティン
著者:セス・グレアム=スミス
訳者:安原和見
高慢と偏見とゾンビ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
- 作者:ジェイン・オースティン,セス・グレアム=スミス
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: ペーパーバック
内容紹介
あの名作が新しく生まれ変わった
――血しぶきたっぷりに!
ロマンス remix ホラー remixアクション
18世紀末イギリス。謎の疫病が蔓延し、死者は生ける屍となって人々を襲っていた。田舎町ロングボーンに暮らすベネット家の五人姉妹は少林拳の手ほどきを受け、りっぱな戦士となるべく日々修行に余念がない。そんなある日、近所に資産家のビングリーが越してきて、その友人ダーシーが訪問してくる。姉妹きっての優秀な戦士である次女エリザベスは、ダーシーの高慢な態度にはじめ憤慨していたものの……。
ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』をベースに、ゾンビという要素を混ぜ合わせることで、まったく新しい作品に生まれ変わった、全米で誰も予想だにしない100万部の売上げを記録した大ヒット作、ついに日本上陸!
とゾンビって何だよ!
『日本以外全部沈没』*1や『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』*2にも通じる直球で雑過ぎるタイトル、結構好き。
この本のタイトルを知ったとき、すぐ読んでみたいと思ったものの、当時はまだオリジナルである『高慢と偏見』自体を読んでいなかったので、
本家より先にパロディーを読むのは違うんじゃないかと、ずっとおあずけしてたんですよね。
ただついにオリジナルの方を読みましたので、やっと本作を読むことが出来ました!
しかしオリジナルの高貴なタイトルを、一言ならぬ一単語でぶち壊し、それだけで内容も説明しきってしまい、インパクトも抜群なタイトル、凄まじいネーミングセンスだわ。
以下感想。ネタバレは控えめ。
*1:『日本沈没』のパロディ小説。2006年に『日本沈没』の映画化に便乗して何故かこちらも映画化された。本は未読ですがCATVで映画は見ました。
*2:興味はあるものの見たことないので内容はよく知らない映画。
サンシャインシティ世界のらん展2020(第59回全日本蘭協会洋らん展)に行ってきました
1月9日に豊島区の池袋にあるサンシャインシティで開催されている、サンシャインシティ世界のらん展2020に行ってきました。
全日本蘭協会主催で行われる本展の会期は1月9日から13日まで。そして入場無料です。
個別展示には約1100株のランが出展される、規模の大きなラン展。これを無料で見れるなんで太っ腹だなあ。
また来月開催の、世界らん展のチケットも割安価格で買えるのも魅力の一つです(笑)。
会場の様子。たくさんのランが並んでいます。壁沿いには物販ブースも並んでます。
この展示の一番奥に、審査で高い評価を得た株を集めた、入賞作品展示コーナーがあるので、さっそくそちらの紹介を。
最優秀賞*1のパフィオペディラム「Paph. Pacific Lake ‘Nobuto’」。
会長賞*2のパフィオペディラム「Paph. Premium Magic ‘Ami’」。
今年は両賞とも、丸く大きな花を咲かせるパフィオペディラムの整形花が受賞ですね。
他にも入賞作品展示コーナーに飾られたランたちの写真を。
優秀賞のカトレヤ「C. trianae ‘My ’Pretty」。
協会賞のバルボフィルム「Bulb. medusae」。インパクト。
*1:最優秀賞とは、愛好団体と全日本蘭協会のリボン審査員の方が、合同で審査する愛好団体の部で1番に輝いたランに贈られる賞です。
*2:会長賞は全日本蘭協会の認定審査員が審査する、全日本蘭協会の部で1番に輝いたランに贈られる賞です。